栗は世界中で食されています
栗(クリ)の種類を広く捉えると
私たちが栗拾いをする場合の「栗」は日本原産のクリ属の1種を指します。ですが広い意味で捉えるとヨーロッパ・アメリカ・中国等で栽培されている同じブナ科クリ属の他種もあるのです。
・中国栗 中国原産で日本では加工された天津甘栗としてよくみかけます。小粒ですが甘みの強さが特徴です。
・ヨーロッパ栗 地中海沿岸原産で焼き栗や菓子や料理の付け合せとして利用されます。こちらも日本栗と比べるとすこし小さめです。
・アメリカ栗 北アメリカ原産で小ぶりです。食用としてはみられておらず木材用として主に使われていました。
日本栗の特徴と品種
大粒で収穫時期により3種に分けられます
日本栗の特徴としては他種(中国栗・ヨーロッパ栗)と比べて大粒であること、また風味がよいといったプラスの面があります。マイナスとしては皮(鬼皮)が硬くて剥きづらいという面があります。もともと山野で自生していた柴栗が品種改良された木を現在では栽培しています。収穫の早い段階から「早生栗」「中生栗」「晩生栗」の3種に大きく分けられます。
早生栗
・森早生 粒はやや小粒で色は褐色。食味は紛質でほどほどの甘みがあります。
・玉造 粒はやや小粒で色は褐色。食味はよいのだがしなびやすく保存に適さない。
・丹沢 粒が大きく色は淡褐色。ツヤはないのですが甘みはあります。
・大峰 粒は中程度で丸みがあります。食味は粘りがあり、持ちがよいので保存するのに適しています。
・国見 実が大きくふっくらとしています。食感として粘りがありますが食味はよくありません。
中生栗
・筑波 粒は中程度からやや大きめで色は赤褐色。甘みがあります。
・銀寄 粒は大きくツヤがあります。甘みが強く「丹波栗」と呼ばれるものもこの品種です。
・利平 粒が大きく色は黒褐色。頭部にうぶ毛があるのが特徴で味は最高です。
晩生栗
・石鎚 ふっくらとして淡赤色。食べた感じは滑らかで、持ちがよいので保存するのに適しています。
・岸根 粒がとても大きくツヤはありませんが味がよいのが特徴です。色は暗褐色で頭部にうぶ毛があります。持ちがよいので保存するのに適しています。
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